3代目新型BMW X3(G01) 徹底解説 サイズや装備、内外装どう変わった?
公開 : 2017.10.19 19:45
パワートレイン
2.0ℓディーゼル/ガソリンの2本立て
多彩なパワートレインを設定するX3だが、日本仕様は、ガソリン、クリーンディーゼル共に2.0ℓ直列4気筒ターボエンジンのみとなる。クリーンディーゼル仕様となるxDrive20dは、性能向上が図られており、最高出力190ps/4000rpm、最大トルク40.8kg-m/1750〜2500rpmを発揮。燃料消費率は、17.0km/ℓとなる。
なお、クリーンディーゼルは、微粒子フィルター、酸化触媒およびNOx吸蔵触媒、AdBlue噴射装置付きSCR触媒を含むBMWブルー・パフォーマンス・テクノロジーを採用することで環境性能がより高められたことも大きなニュースだ。
一方、ガソリン仕様となるxDrive20iは、現時点でまだ日本仕様のスペックが公表されていない。そこで参考値として欧州仕様の値を記しておくが、最高出力184ps/5000rpm、最大トルク29.6kg-m/1350〜4600rpmとなっている。
従来型X3と比較すると、最高出力は同様だが、最大トルクの向上が図られているようだ。
トランスミッションは全車8速ATで、グレード名の「xDrive」からもわかるように、全車4WDとなる。ただ本国では、6気筒エンジン搭載車やRWD仕様の「sDrive」なども設定されていることから、今後のラインアップの拡大が期待できそうだ。