新型スズキ・スペーシア/同カスタム 燃費/価格/内装 これで分かる
公開 : 2017.12.14 11:00
インテリア
後席ドア スライド量50mm拡大
遊び心はインテリアにも発揮されており、水平基調のダッシュボードパネルの助手席側デザインは、スーツケースそのもの。この部分は収納スペースとなっており、ドリンクホルダーやボックスティッシュなどを収めることができる。内装色はブラックを基本とするが、上級仕様のXでは、ベージュ内装も選択可能。但し、ツートンルーフでは、外装色により内装色が固定される。
ボディサイズをほぼキープしながらも、キャビンの拡大が図られており、室内高をプラス35mmの1410mm、室内幅はプラス25mmの1345mmへと広げられている。後席スライドドアも開口部の拡大や左右Bピラーへの乗降グリップ設置、ステップとフロアの段差を抑えることで、子供や高齢者でも乗降がし易いように配慮された。後席は、スライド量をプラス50mmの210mmとすることで、ゆとりある足元空間を実現。またラゲッジスペース拡大時に、これまで2アクションが必要だった後席格納機構をワンアクションとし、使い勝手を向上させている。
カスタムのインテリアは、ブラック内装に、メッキ加飾をアクセントに取り入れたクールな仕上げ。
シフトノブやステアリングに本革を使用し、シート表皮は、レザー調とするなど上質さを演出している。このほかにもサイドサポートを強調したスポーティなフロントシートやタコメーター付き3連タイプのメーターパネルなど差別化を行った。