ロールス・ロイス・ファントム新型 価格/内装/スペック 徹底解説
公開 : 2018.01.22 11:25
パワートレイン
新型ファントム V12 なぜツインターボ化?
8代目ファントムは、自然吸気V12エンジンを採用せずに、新しい6.75ℓV12ツインターボ・ユニットを搭載。
・最高出力:571ps
・最大トルク:91.8kg-m
ZF製8速ギアボックスと連動するサテライト・エイデッド・トランスミッション(SAT)を追加することで、道路上に何があっても、ドライバーはそれに備えることができるという。
パフォーマンス・スペックは、
・最高速度:250km/h(リミッター)
・0-100km/h加速:5.3秒(EWBは5.4秒)
・燃費:7.2km/ℓ(欧州複合)
・CO2排出量:318g/km(欧州複合)
となっている。
ツインターボの採用は、静粛性を確実にするのが目的とされており、低回転においても高出力を発生できるターボ化の道を選んだ形になる。
なおパワーユニットや路面からのノイズについては、スペースフレームのフロアとバルクヘッドに二層式の合金製スキンを採用。さらに、過去最大の鋳造アルミ製ジョイント、重さ130kgもの遮音材を使用して遮断した。