ランボルギーニ・ウルス 国内発表 内外装/価格/燃費/装備を解説
公開 : 2018.02.06 11:55
外観
ウルスの外観 歴代モデルからヒント
ウルスのスタイリングは、他の追従を許さない特徴的なものといえる。それは、かつてランボルギーニが送り出した本格オフローダーであるLM002や歴代のスーパーカーからヒントを得ているため。そのデザイン構成は、他のラインナップと同じく、全体の2/3をボディ、残り1/3をウインドウとしている。
迫力に満ちたシャープなフロントマスクは、六角形をモチーフにしたエアインテークや新世代ランボのアイコンでもあるY字形LEDヘッドライトが与えられ、このSUVが新生代ランボの一員であること主張。さらに鼻先を落とし込むことでSUVとは思えない低いノーズを作り出している。
ダイナミックなクーペスタイルのフライラインが特徴のサイドビューは、前後のワイドフェンダーと相まって、SUVの新たな境地を開拓。ルーフやウインドウも、4ドアクーペよりも攻めたよりクーペライクな仕上げといえる。
細部までスポーツカーらしさを追求したタイリングは、ユニークなポジションに備わる後席ドアハンドルからも、その意気込みを感じさせる。4枚のドアもサッシュレス構造とすることで、ドア開閉時もクールなスタンスを失わないように演出されている。
またアクセントとして、フロントフェンダーのエアインテークには、イタリア国旗カラーを用いており、メイド・イン・イタリーのプライドを見せる。リアビューも、かなり絞り込まれており、ガラスエリアをタイトとするなどコンパクトな印象に纏めている。フロント同様にY字形のLEDテールランプが与えられている。