新型Gクラスのエクステリア

そのスタイリングは、一目でGクラスと分かるもので、新型もこれを踏襲している。

たとえば、ボディを取り巻く堅牢なプロテクションモール、テールゲートに背負ったカバーに入ったスペアタイヤ、外側に設けられたドアのヒンジ、ボディ面に載せる方式のボンネット、そしてフェンダーの上に突出しているウインカーなど、オフローダーとしての個性を主張している。

従来型ではすべてフラットだったウインドウは、リアウインドウ以外はわずかな曲面ガラスとなった。これによって、オフローダーとしての個性を継承しながらもエアロダイナミクスの向上を狙った。

細部では、フロントラジエターグリルやフロントバンパーなどのデザインは変更され、ヘッドライトやリアコンビネーションランプにはLEDを採用している。Gクラスの個性を色濃く残してはいるが、最新のメルセデス・デザインによって大幅にアップデートされたと言えるだろう。

従来型と比べてボディサイズは全長が53mm長い4817mm、全幅が64mm幅広い1931mm（欧州参考値による比較）となり、ひとまわり以上大きくなっている。

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