新型Gクラスのシャシー

新型Gクラスも、1979年のデビュー以来採用されているラダーフレームを踏襲しているが、今回初めて新設計された。新しいフレームは最大3.4mm厚のスチール鋼板を「ロ」の字型にした鋼材から製作され、シールドガスに酸化性ガスを用いたMAG溶接技術で組み立てられ、悪路走行時に求められる強度、剛性、そして安全性を高めている。

サスペンション形式も、従来型ではフロントはリジッド（固定車軸）式だったものをダブルウイッシュボーン式に変更。リアはリジッド式を踏襲しているが新型になった。

ボディシェルには高張力鋼板、フェンダー/ボンネット/ドアにはアルミニウムを採用し、サイズを拡大しながら車重は約170kgも軽量化されている。それでいながらボディ剛性は向上し、走行中のノイズや振動は減少している。

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