新型フォレスターの外観

新型エクステリアは、フォレスターらしさを強く受け継いだもので、ひと目で冒険心を掻き立てる逞しさをエクステリアデザインで表現したという。

ただ正直、現行型との差が小さいと感じるひともいるだろう。しかしながら、実車を前にすれば、しっかりと進化していることがわかる。ボリュームを増し、よりスポーツマンのような力強さとシャープさを取り入れたタフなSUVに仕上がっているのだ。

ボディサイズは、全長4625mm（+15mm）×全幅1815mm（+20mm）×全高1730mm（-5mm）とややサイズアップ。重要なのは、プラス分が何処に使われたかだろう。その全てがキャビンの拡大に与えられているのだ。

もちろん、デザインや安全性を高める効果もあるが、快適性までカバーしているのは、質実剛健なスバルらしいところである。外観上の違いは限られるが、アルミホイールはグレードによりデザインもしくは色が異なるグレード専用仕様となっており、仕様に合わせ、17インチまたは18インチを装着する。

SUVらしいデザインと機能を兼ね備えるルーフレールは基本オプションとなるが、アクティブさを際立たせた「X-ブレーク」のみ標準化。さらに、オレンジのアクセントやオールシーズンタイヤも採用しているのも特徴となる。

唯一のハイブリッド仕様である「アドバンス」は、シルバー加飾やメッキハンドルを採用するなど、細やかな部分で差別化が図られている。

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