新型スバル・フォレスターを解説 価格やサイズ、燃費は? ハイブリッドも

公開 : 2018.06.20 10:30

新型フォレスターのシャシー

プラットフォームは、次世代スバルを担う「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」を採用。新型インプレッサ、XVに続く第3弾で、操舵応答性と操縦安定性を飛躍的に向上させたという。

インプレッサなどの新世代モデルの評価が高いだけに、その走りの良さは期待して良いだろう。足回りは、フロント部がストラット式、リア部がダブルウィッシュボーン式となる点は従来同様だが、足回り部品取り付け部剛性の向上や構造用接着剤の使用範囲の拡大など徹底してボディの基本性能を高めている。

また悪路走破性を高める「X-MODE」は、路面状況に応じてふたつのモード選択が可能に。雪道やアイスバーンの滑りやすい路面や砂利などの未舗装路面を走る際に「SNOW/DIRT」と深雪、泥、ぬかるみ、乾いた砂地などタイヤが埋まるような路面に使う「D SNOW/MID」モードを新設。

従来型では、路面状況に合わせて、TCS(トランクションコントロール)のON/OFFが必要だったが、これによりワンステップ操作を実現している。前後左右の傾斜角度などの走行状況が、マルチファンクションディスプレイに表示されるのも乗員の安心につながりそうだ。

全車AWD仕様となり、最低地上高も220mmを確保。進化した基本性能と「X-MODE」により、その守備範囲はより広がったといえるだろう。

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