新型ホンダCR-V日本発売 ハイブリッド登場 価格/サイズ/7人乗り/内装を解説

公開 : 2018.08.30 11:30

ホンダCR-Vのシャシー

シャシーは、新型シビックから取り入れた新世代プラットフォームを採用することで刷新を図った。

新サスペンションは、フロントが先代同様のマクファーソン・ストラット式となるが、リアを新たにマルチリンク式とした。さらに走りの質感を高めるべく、様々なメカニズムを取り入れている。

具体例として、ダイレクトなステアリングフィールを実現するデュアルピニオン可変ギアレシオEPSとVGR(可変ステアリングギアレシオ)、快適な乗り心地を提供する振幅感応式ダンパーと液封コンプライアンスブッシュなどを使用した足回り、優れた制動力を生む大径ディスクブレーキなどが挙げられる。ガソリン車には、電動ブレーキブースターを国内初採用しており、よりダイレクトなブレーキフィールを提供するという。

新型のボディは、新プラットフォームとの組み合わせによる構造と材料の見直しにより、ねじれ剛性が25%も向上。新型CR-Vによる軽快な走りと快適な乗り心地を支える基礎となっている。SUVとして期待される4WD仕様は、既存システムをベースとしながらも、CR-V用のチューニングを施すことで、コーナリング性能を向上。さらにリアのトルク容量を先代の1.5倍となる56.1kg-mまで高めることで発進及び登坂性能も高めている。

今回、ハイブリッド仕様は、ホンダ初となる「スポーツ・ハイブリッドi-MMD」×4WDシステムの組み合わせを実現し、低燃費の4WDという新価値をアピールポイントとして掲げている。

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