新型ホンダCR-V日本発売 ハイブリッド登場 価格/サイズ/7人乗り/内装を解説
公開 : 2018.08.30 11:30
ホンダCR-Vのパワートレイン
パワートレインは、ガソリン車とハイブリッド車の2種類を設定する。
ガソリン車は、新型シビックなどにも搭載されるダウンサイズユニットである直噴1.5ℓ直列4気筒DOHC VTECターボエンジンに、CR-V専用ターボチャージャーを組み合わせるなどの改良を加えて搭載する。レギュラーガソリン仕様ながら、最高出力190ps/5600rpm、最大トルク24.5kg-m/2000-5000rpmと高性能で、2.4ℓエンジン車並みのトルクを幅広い領域で得られるのが大きな特徴だ。これにトランスミッションはCVTを組み合わせる。燃費消費率は、14.6〜15.8km/ℓ(JC08モード)と経済的だ。
目玉となるハイブリッド車は、ホンダの上級ハイブリッドシステムである「スポーツ・ハイブリッドi-MMD」を採用。
アトキンソンサイクルの2.0ℓ直列4気筒DOHC i-VTECエンジンに2モーターを組み合わせたシステムで、エンジン単体で、最高出力145ps/6200rpm、最大トルク17.8kg-m/4000rpmを発揮する。それに合わさる走行モーターは、184ps/5000-6000rpm、最大トルク32.1kg-m/0-2000rpmとかなりパワフルなもの。
走行状況に応じて、ドライブモードは「EVドライブ」「ハイブリッドドライブ」「エンジンドライブ」の3つをシームレスに切り替えることで、力強い走りと25.0〜25.8km/ℓ(JC08 モード)という低燃費を両立させた。駆動用バッテリーは、リチウムイオン式でラゲッジスペース床下に収められるが、ラゲッジスペース容量の影響を最小限に留めている。