【YouTube再生だけじゃない】パイオニア カロッツェリア 新サイバーナビAVIC-CL910-DC Wi-Fiで何ができるの?
公開 : 2020.03.27 07:30
音質は? ハイレゾ再生/マスターサウンドリバイブ
オーディオについては、“サイバーナビ史上最高”とも言える優れた音質を実現しています。
サイバーナビとしては初めて、プリアウト出力部に高音質なバッファ回路が追加され、低ノイズ化をすることで従来モデルをはるかに上回る音質を実現したのです。
ハイレゾ音源には96kHz/24bitでのネイティブ再生に対応しており、96kHz/24bitを超える音源については96kHz/24bitにダウンコンバートして再生します。また、映像コンテンツやCDなどの音をハイレゾ相当にアップグレードして再生する「マスターサウンドリバイブ」機能も搭載しました。
この機能の良いところは、圧縮音源であってもハイレゾ相当のクォリティで聴くことができることにあります。今まで圧縮音源はどうしても無理して帯域を広げた感がありましたが、このモードで再生した音は極めて自然に再現します。
つまり、自然な音を実現しているだけに長時間にわたっても聴き疲れがないということになります。
また、ネットワークにつなぎ放題ということで、音楽をストリーミング配信で無制限で聴くこともできます(配信契約は別途)。当然、この配信も「マスターサウンドリバイブ」を効かせて楽しめることは言うまでもありません。
新サイバーナビ ラインナップ 実勢価格
このサイバーナビ、ラインナップはディスプレイごとに7型、7型ワイド、8型、9型の4タイプを用意(税別実勢価格:17万円前後~21万円前後)。すべてがハイビジョンで映し出すHDディスプレイを搭載しています。
先に紹介した「docomo in Car Connect」に対応した通信端末「ネットワークスティック」を備えたモデルは、すべてのタイプに用意され、品番の末尾に「-DC」が付きます。
これまでもネットワークにつながるカーナビは存在していました。しかし、その多くはドライブに必要な情報を取得するか、あるいは音声コマンドをクラウドで認識させるために使うのにとどまっていました。
新しいサイバーナビはストリーミング配信にまで市販カーナビとして初めて対応したのです。
これからはキャンプやスポーツなどを目的としたドライブにも絶好の季節を迎えます。そんなドライブに、新しいサイバーナビはカーナビの新たなページを切り拓いてくれることは間違いないでしょう。