【長期テスト】ジープ・レネゲード4xe(1) 納車のご報告
公開 : 2021.04.12 17:25
AUTOCAR JAPANの長期テスト車にジープ・レネゲード4xeが加わりました。まずは納車のご報告です。
長期テスト車 レネゲード4xe
春の兆しがほんのりと感じられる一方で、急に寒くなり、雪が降ったりしたある日、AUTOCARのテスト車が加わった。
新車購入したルノー・メガーヌR.S.に加え、ジープ・レネゲード4xeが仲間入りしたのだ。こちらは広報車で、6か月程のテストをすることになった。
4xeは「フォー・バイ・イー」と読む。「e」からご想像いただける通り、電気によるアシストを受ける。
4xeの名を冠するジープ・レネゲードは、「リミテッド」と「トレイルホーク」の2グレードがあり、実はこれらの違いが奥深い(後日レポート)。
1331cc直列4気筒マルチエア16バルブターボに、フロントモーター(45ps/5.4kg-m)とリアモーター(128ps/25.5kg-m)を組み合わせるのは同じだが、内燃機関の最高出力のみ131ps/5500rpmと179ps/5750rpmでチューニング分けされている。
なぜジープが「電気」なのか? その選択は、日々のなかで、どう影響するのか? が今回のテストの主題になるだろう。
そして私事ではあるが、1人増える家族との生活で、既にあるお世辞にも家族向きとは言えない2台(40年前のポルシェ911と、2人乗りのマツダ・ロードスター)に加わるこのジープが、どのように光ってくることも興味がある。
ひとまず、納車された満充電/燃料満タンの状態から、パワートレインのことは考えずに「ハイブリッド」モードで走ってみた。
メーターには電力で走った距離と、内燃機関を動かして走った距離が表示される。310.3kmを走った時点で、前者が94.1km/後者が216.2km走行した、という表示になっていた。
まずは、笹本編集長がこのジープ・レネゲード4xeを数日間トライすることが決まっている。主に山梨県で経営する旅館との往復でのレポートがわたしも興味深い。
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