【長期テスト】ジープ・レネゲード4xe(3) ちょっとのことで豊かになる

公開 : 2021.06.17 08:15

ここにしよう! タープ張る

あっ! 同時に2人で声をあげた。

黙々と林道を30分程走り抜けると、開けた場所が現れた。

「ここにしよう!」

タープを張る。

スキレットに生豆を敷く。ヴォっとついた火。じわりとコーヒーの香り。そこから一気に黒くなるのでまんべんなく火を通すよう細かく揺する。

煎りあがったら少しだけ粗熱を取る。ゴリゴリとグラインダーを回したら、湯を垂らす。

「わぁ!」

これまで散々飲んできたコーヒー豆だって随分と膨らんだけれど、今日は見たことないほどに丸いドーム状に膨らんだ。

その場でコーヒー豆を煎り、グラインドするわけだから、これ以上の「新鮮」はない。味は言うまでもなく絶品だった。

ちょっとの工夫で豊かになる

ここで、ふと思う。

クルマを走らせる。コーヒーを飲む。ただこれだけ。家でできる。

だからこそ、ちょっとの工夫。クルマで(林道を)走らせる。(煎りたて、挽きたての)コーヒーを(外で)飲む。

ちょっとの工夫を組み合わせることで、シンプルな事が何倍にも楽しくなる。

「外へ出よう」

なかなか言いづらい世の中だけれど、気を使うべきポイントを押さえれば、日常はぐっと豊かになる。

そのきっかけを与えてくれたジープに感謝。次回は1200km走行の燃費計測をお伝えする。

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