【贅沢な悩み】ルノー・メガーヌ/キャプチャー・インテンス どちらを選ぶ?

公開 : 2021.10.07 06:00

悩ましき価格差 魅力ある2台

着座位置に対して高めのインパネとベルトライン。やや後傾気味の着座姿勢もあって沈み込むようなメガーヌの居心地。

一方、キャプチャーは高いアイポイントで見晴らしを利かせている。

メガーヌのキャビンは平面寸法を活かした寛ぎ、いわゆる上級クラスらしい居住性であり、キャプチャーはゆとりの室内高を活かしてユーティリティを向上させている。

車格とカテゴリーの違いが現れているが、スマホと連携したデジタル・オーディオシステム等のインフォテインメント系やルノーらしい個性と馴染みのいい設えは共通した魅力だ。

メガーヌのシートは優しいかけ心地。体全体を厚みのあるクッションが包む。
ルノー・キャプチャーのインテリア。 写真・ルノー・ジャポン

両車の比較して興味深いのは価格設定だ。市場のトレンドはSUV、つまりキャプチャーに追い風であり、なおかつコンパクトSUV相対でも魅力的なモデルである。

市場の最新とルノーの最新が揃って買い得感も高い。

しかし、同等装備を備えて車両本体価格の差は11万円でしかなく、ツーリング&スポーティを軸に車格感と寛ぎを求めるならメガーヌのコスパも相当なものだ。

300万円台前半は輸入車ではエントリーに近く、同車格同カテゴリーの国産車と比較しても値頃感が高い。

メガーヌとキャプチャーのどちらが適切かは個々の用途による部分が大きいが、同予算帯での愛車選びでは両車とも候補車にすべきモデルなのは間違いないだろう。

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