思わず欲しくなりました ジープ・アドベンチャー・アカデミー2022に参加 現地レポート
公開 : 2022.06.09 19:00
座学 あくまで軽妙に 内容は奥深く
座学の会場では、15ページにわたる分厚い紙に印刷された資料が配布された。
1時間に及ぶレクチャーはまず、ジープ・コミュニケーション・マネージャーの新海宏樹氏のお話から始まった。
「皆様、ジープ・ウェーブってご存知ですか?」
数名が知っていると答えたジープ・ウェーブを読者の皆さまはご存知だろうか?
街でジープとすれ違う際にハンドルを握りつつ、人さし指と中指でピースを送る。それに対してピースで答える。
大戦の名残、アウトドアの仲間意識など諸説あるけれど、少なくともジープオーナーの一体感を生む行為である。
そんなお話を入り口に、ジープのオウンドメディア「ジープ・リアル・スタイル」(https://jeepstyle.jp)の紹介もあった。講義の内容は少しずつ本格的なものになっていった。
アプローチアングルやでディパーチャーアングルにはじまる言葉のおさらい。デフロックや電子制御式のスウェイバー・ディス・コネクト・システムなど。
改めてドライビング・ポジションやハンドルの握り方までおさらいした座学は、極めて簡単なことばでわかりやすく、しかしためになるものが多い内容だった。参加している子どもたちも、最後まで飽きずに聞いていたのが印象的だった。
いよいよオフロード走行だ。