思わず欲しくなりました ジープ・アドベンチャー・アカデミー2022に参加 現地レポート

公開 : 2022.06.09 19:00

座学 あくまで軽妙に 内容は奥深く

座学の会場では、15ページにわたる分厚い紙に印刷された資料が配布された。

1時間に及ぶレクチャーはまず、ジープ・コミュニケーション・マネージャーの新海宏樹氏のお話から始まった。

「皆様、ジープ・ウェーブってご存知ですか?」

数名が知っていると答えたジープ・ウェーブを読者の皆さまはご存知だろうか?

街でジープとすれ違う際にハンドルを握りつつ、人さし指と中指でピースを送る。それに対してピースで答える。

大戦の名残、アウトドアの仲間意識など諸説あるけれど、少なくともジープオーナーの一体感を生む行為である。

そんなお話を入り口に、ジープのオウンドメディア「ジープ・リアル・スタイル」(https://jeepstyle.jp)の紹介もあった。講義の内容は少しずつ本格的なものになっていった。

アプローチアングルやでディパーチャーアングルにはじまる言葉のおさらい。デフロックや電子制御式のスウェイバー・ディス・コネクト・システムなど。

改めてドライビング・ポジションやハンドルの握り方までおさらいした座学は、極めて簡単なことばでわかりやすく、しかしためになるものが多い内容だった。参加している子どもたちも、最後まで飽きずに聞いていたのが印象的だった。

いよいよオフロード走行だ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。

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