2022年の彩速ナビ「TYPE M」はもっと繋がる! スマホを無線でミラーリング ミラレコもHD連携に

公開 : 2022.06.20 12:10

HD画質で2カメラドライブレコーダーと連携

3つめのトピックは彩速ナビ本体とドライブレコーダー、ミラレコがHD接続で連携できるようになったこと。

前後撮影対応の2カメラドライブレコーダー「DRV-MN970」はHD/VGAに対応するもの。

(上)TYPE Mのナビ画面に後方カメラの映像を表示したところ。前述のとおり各画面のサイズを任意に調整できるのがこんなシーンでは活きる。(下)HD解像度で連携されるから、トンネル内でも後続車のナンバーまでしっかり確認できた。

HDR機能とソニー製の車載用高感度CMOSセンサーの搭載で、夜間走行やトンネルに入る前後の白飛び・黒つぶれの影響を受けにくく、いざという時の記録をしっかり残せるものだ。

2種類から選べる連携ドライブレコーダー

「DRV-MN970」をひと目見て気付いたのが、前モデルと比べてカメラが約40%小型化されていること。今回撮影に使った車両では、ルームミラーの先にすっかり姿が隠れて運転視界を妨げにくい。HDで撮影した映像はナビの大画面で確認できるほか、ワンタッチで拡大表示も可能だ。

(上)2カメラドライブレコーダー「DRV-MN970」の前方カメラ。(下)後方カメラと本体。

もちろん、カーナビと連携しているから撮影した場所も地図と重ねて把握しやすい。

人気の“ミラレコ”はデジタルルームミラー型のドライブレコーダー。リアカメラを組み合わせて使えるタイプで、リアカメラの映像をデジタルルームミラーに映し出せば、荷物を積んで直接視界が得られにくい環境でも、車両後方の様子を映像として確認できる。

同じくTYPE MとHD接続で連携できるデジタルルームミラー型ドライブレコーダー「DRV-EMN5700」も発売予定だ。

「録画開始」と語りかけるだけでハンドルから手を離さずに記録できるのも、煽り運転に遭遇した際などに安心だ。

車線のはみだしや前方衝突警告といったリスクを知らせる運転支援機能も搭載されているから、クルマそのものに機能が付いていない場合に安心感を高めてくれる。

撮影協力:メディカルハーブガーデン 生活の木 薬香草園(埼玉県飯能市美杉台1-1)

これまで彩速ナビで培ってきた直感性能をベースとしながら、自らの強みをさらに進化させた彩速ナビTYPE M。

現代のライフスタイルに寄り添う“繋がる快適”と“安心機能”をプラスして細部まで考え抜かれた機能性は単なるアップデートにとどまらず、毎日使って実感できる嬉しさをもたらしてくれそうだ。

彩速ナビTYPE Mの2022年モデルは4機種が揃う。左上から時計回りに、今回取材した9V型フローティングタイプの「MDV-M909HDF」、9V型インダッシュタイプの「MDV-M909HDL」、7V型ワイドの「MDV-M809HDW」、7V型の「MDV-M809HD」というラインナップだ。

▶️彩速ナビTYPE M 公式サイトを見る

記事に関わった人々

  • 執筆

    藤島知子

    Tomoko Fujishima

    クルマ関連情報を走り好き目線と女性視点を交えながら紹介。テレビ神奈川の新車情報番組「クルマでいこう!」ではお茶の間の幅広い世代に向けて魅力を発信中。2002年よりモータースポーツに参戦、2021年はKYOJO-CUPやスーパー耐久でドライバーとして奮闘。日本自動車ジャーナリスト協会会員。2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
  • 撮影

    宮澤佳久

    Yoshihisa Miyazawa

    1963年生まれ。日大芸術学部写真学科を卒業後、スタジオ、個人写真家の助手を経て、1989年に独立。人物撮影を中心に、雑誌/広告/カタログ/ウェブ媒体などで撮影。大のクルマ好きでありながら、仕事柄、荷物が多く積める実用車ばかり乗り継いできた。遅咲きデビューの自動車専門誌。多様な被写体を撮ってきた経験を活かしつつ、老体に鞭を打ち日々奮闘中。

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