【地図に自信あり】パナソニック・ゴリラ 2021年モデルCN-G1500VDの地図がバージョンアップ!

公開 : 2022.06.24 10:00

全国どこでも詳しい地図 最新型の進化は?

サイトーの取材先は都市部だけでなく、民家がまばらな郊外にまで及ぶ。

「僕の仕事は毎日のように初めて行く場所に向かいますから、道中はカーナビ頼みです」

じつはゴリラには、クルマに乗っている間はつねにカーナビを使うようなヘビーユーザーの要求にも、しっかり応える基本性能が備わっている。

2020年モデルから搭載されている“全国どこでも市街地図”はその名の通り、全国の市街地を100%カバーした市街地図表示(5m/12m/25m/50mスケール)を可能としているもの※1

こちらが“全国どこでも市街地図”(縮尺は詳細25mを選択)の画面。道の幅や建物の形まで確認できる。

緻密さで定評のあるゼンリン住宅地図2163冊分のデータを基にしており、道路の幅や建物の形、歩道の有無まで確認ができる。これほど充実した市街地図を収録しているのはパナソニックだけだ※2

「この地図は詳しいですね。見て下さい、道の幅や形まで反映されています。これだけ落とし込まれていると、目の前の景色に手がかりがあって迷いません。助かるな〜」とサイトー。

しかも2021年モデルの新機能として、土地勘がないとわかりづらい“通称道路名”についても、方面看板とともに表示してくれる。だれかとの待ち合わせで「〇〇通りに入ったトコロで待ってるから!」なんて言われても、心配いらないわけだ。

2021年モデルでは、方面看板上の通称道路名を再現。さらに、空港/駅などを示すピクトグラム表示への対応が全国まで広がった。

無料地図更新 なんと最大3年間

さて、サイトーを悩ませてきた古くなった地図データについてはどうだろう?

ゴリラ「CN-G1500VD」では、地図の更新は2025年7月末まで※3最大3年間無料でできる。

1年ごとに年度版データが配信される“全地図更新”は、この期間中に1回。そして、2か月ごとに差分データが配信される“部分地図更新”で随時アップデートできるから絶対に見逃せない。

つねに新鮮な地図や検索データを使うことができる嬉しいサービスだ。

更新作業は、インターネット環境の備わったWindowsパソコンにデータをダウンロードし、SDメモリーカードでゴリラに持ち込むもの。自宅・職場などで誰でも手軽に行える。

そして長く使うことを考えると譲れないのが、愛車とのマッチング。フィエスタでは、上の写真のようにインパネ中央のやや左寄りにゴリラを設置したが、純正オーディオなどの情報を映すモニターの操作を妨げることもない。

「運転していてジャマにならないのは嬉しいですね」 新型ゴリラの印象は良好のようだ。

※1 ゼンリン製 調査終了時期:2020年7月、収録エリア:1741都市、無人島など一部離島を除く。2022年6月出荷分からは調査終了期間2021年7月。
※2 国内市販カーナビゲーションとして。2021年5月現在、パナソニック調べ。
※3 2022年6月メーカー出荷分より(それ以前の出荷分は2024年7月末まで)。

記事に関わった人々

  • 執筆

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。
  • 撮影

    宮澤佳久

    Yoshihisa Miyazawa

    1963年生まれ。日大芸術学部写真学科を卒業後、スタジオ、個人写真家の助手を経て、1989年に独立。人物撮影を中心に、雑誌/広告/カタログ/ウェブ媒体などで撮影。大のクルマ好きでありながら、仕事柄、荷物が多く積める実用車ばかり乗り継いできた。遅咲きデビューの自動車専門誌。多様な被写体を撮ってきた経験を活かしつつ、老体に鞭を打ち日々奮闘中。

関連テーマ

おすすめ記事