サステナブルツアー ベントレー・ベンテイガ・ハイブリッドで訪ねる新梅田シティ

公開 : 2022.07.08 16:55

真の「循環」とは何か? ベントレー・ベンテイガ・ハイブリッドで神戸→大阪へ旅することで学びました。

もくじ

単なる「宣言」だけではない
循環で結ばれた都市と自然と
ハイブリッドB、なぜ必然
時代が求める「快適」とは

単なる「宣言」だけではない

AUTOCAR JAPAN sponsored by ベントレー・モーターズ・ジャパン

2022年の今、自動車の流れは電動化に向けて着実に動き出している。

全ての生産車をBEV化するだけでなく、それらの生産がエンドツーエンドで「持続可能=カーボンニュートラル」であることを裏付ける必要もある。

2020年11月、ベントレーモーターズが発表した、将来に向けた戦略「ビヨンド100」は斬新だった。自動車世界全体の未来を示唆する内容でありながら、同社はすでにいくつものタスクを実現しはじめていたからである。

1999年に英国の自動車メーカーの工場としてはじめて環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001を取得。2011年にはエネルギーマネジメントシステムの国際規格 ISO50001も取得。

さらには英国クルーの本社工場は2019年以降、英国内のベントレーのリテーラー全て(24拠点)は2021年に、カーボントラストのPAS2060認証を取得し、更新し続けているのである。

持続可能なサイクルを持った工場やそこで働く人の環境をはじめとする、数々の意欲的な試み。

そんなベントレーらのサステナビリティの象徴が、工場の壁面に2680本もの多種多彩な植物を植え込むことで造られた「リビングウォール」なのである。

2020年、ベントレーは、英国のクルー本社の生産施設にリビングウォールを設置。28種のシダ、牧草、常緑樹を含む、2600種以上の植物が植えられる。1年間で約40kgの酸素を生産するほか、熱を吸収し、自然な断熱効果を提供する。VOC(揮発性有機化合物)からの有害物質やほこりをろ過するのにも役立つと期待されている。

今回はベントレー初のハイブリッドモデルで、われわれの身近に存在しているリビングウォールを訪ね、サステナビリティに思いを馳せてみることにした。

ベントレー・モーターズ 公式サイトをみる

記事に関わった人々

  • 執筆

    吉田拓生

    Takuo Yoshida

    1972年生まれ。編集部員を経てモータリングライターとして独立。新旧あらゆるクルマの評価が得意。MGBとMGミジェット(レーシング)が趣味車。フィアット・パンダ4x4/メルセデスBクラスがアシグルマ。森に棲み、畑を耕し蜜蜂の世話をし、薪を割るカントリーライフの実践者でもあるため、農道のポルシェ(スバル・サンバー・トラック)を溺愛。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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