実はハリアーより小さいんです! ジープ・コンパス いま買える新車ラインナップおさらい

公開 : 2022.07.28 11:40

最上級グレードの「LIMITED(リミテッド)」

コンパスの最上級グレードとなるのが「LIMITED」で、装備がさらに充実することはさることながら、駆動方式が前輪駆動から四輪駆動となる点が最大の特徴。

それに伴ってトランスミッションも9速ATとなることで、四輪駆動化による燃費性能の悪化を最小限に留めている点も美点と言えるだろう。

また、四輪駆動化に伴って電子制御式パワートランスファーユニットによって自動かつ滑らかに2WDと4WDを切り替えるジープアクティブドライブや12種類の車両マネジメントシステムを連動させることで、あらゆる路面状況で走行安定性を実現するセレクテレインシステムに加え、ヒルディセントコントロールも標準装備となり、ジープの名前に相応しい走破性を兼ね備えている。

そして気になる装備差は、最上級グレードということもあってシートがレザーとなり、フロントシートにはパワーシートとシートヒーターを装着。さらにステアリングにもヒーターを備えることで、寒い季節でも快適性が大きく向上している。

また、キーを携帯していればバンパー下に足先を入れるだけで開閉可能となるハンズフリーパワーリフトゲートや、上空から見たような映像をモニターに映し出すサラウンドビューカメラ、アルパイン製のプレミアムサウンドシステムなども標準装備となることで、利便性も快適性も大きくアップしているのだ。

扱いやすいボディサイズと魅力的な装備、そして現実的な価格という三拍子揃ったジープ・コンパス。気になった人はぜひお近くの販売店に足を運んでいただきたい。

全国限定150台の「Longitude 4×4」

現在、台数限定でラインナップされているのが「Longitude 4×4」なる特別仕様車だ。

これは2021年10月にも限定販売したところ、好評につき瞬く間に完売となったモデルの第2弾となる。

その特徴は、グレード名にもあるように「Longitude」でありながら4×4、つまり四輪駆動であるということ。

通常は前輪駆動のみのラインナップとなる「Longitude」をベースに「LIMITED」に採用される四輪駆動システム(9速AT、ジープアクティブドライブ、セレクテレインシステム、ヒルディセントコントロール)を組み合わせたというのがこのモデルなのだ。

そのため、それ以外の基本的な装備は「Longitude」に準ずることになるのだが、今回の限定モデルには通常モデルにはラインナップされていない「ギャラクシーブルーメタリックC/C」というボディカラーがラインナップされている点も見逃せない。

宇宙をイメージした深いブルーと星々を思わせるメタリックが印象的なこのボディカラーは限定150台のうち100台のみとなっており、残りの50台はブライトホワイトC/Cとなる。

四輪駆動システムを搭載していながらも「LIMITED」に対して27万円低い465万円という価格に加え、専用ボディカラーも用意される「Longitude 4×4」を手にするチャンスを逃す手はないだろう。

ジープ・コンパス 公式サイトをみる

記事に関わった人々

  • 執筆

    小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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