なぜこんなに気持ちよいのか? ルノー・アルカナ 一般道と高速道路 試乗で検証
公開 : 2022.07.25 11:40
ルノー・アルカナで一般道/高速道路を走り「気持ちいい!」と感じる理由をじっくりと検証しました。
もくじ
ー ルノー・アルカナは「フレンチ」?
ー 「ふーん」とならないハイブリッド
ー 走りの気持ちよさには明確な理由が
ー 積極的に走らせたくなる魅力がある
ルノー・アルカナは「フレンチ」?
AUTOCAR JAPAN sponsored by Renault Japon
フレンチキスって軽く「チュッ」とすることだと思っていたら、ブチューッとする情熱的なキスだと知ったとき、ちょっとドキドキした。
ちなみにフレンチロケットは、バカッ速なフランス車のこと。FF用パワートレインをごっそり後ろにミドシップさせた小さなハッチバック、「ルノー・サンク・ターボ」がその元祖だろう。
ともかくホットハッチなんて呼ばれないところが洒落ている。うん? ロケットはダサいか? でも1周回って、今はオシャレである。
フレンチフライはフライドポテト。そもそもはベルギー発祥の食べ方で、どうやらアメリカ人がフランス語をしゃべるベルギー人シェフを見てフランス料理だと勘違いしたのがその始まりのようだが、なんにしろフライドポテトと呼ぶよりは粋である。
ということで「フレンチ」には、ちょっとお洒落でイケてるイメージがある。まぁそれ、全部パリのイメージなんですが。
そしてこのルノー・アルカナも、かなりフレンチだ。
それもクーペスタイルのSUVルックだけじゃなく、走りがかなりイケている。乗っていると、元気な気分になる。