極上デイキャンプを1人静かに ジープ・レネゲード 4xeで実現!

公開 : 2022.08.12 11:40

河原の特等席ゲット 走破性に感謝

レネゲード・トレイルホーク 4xeを語るときに欠かせないのは、ジープによる厳しい走破性基準をクリアしたモデルに与えられる「トレイルレイテッド」バッジの存在だ。

EVとガソリン車の二面性という以前に、レネゲード・トレイルホーク 4xeは最高にタフなジープのミニマム・オフローダーでもあるのだ。

今回実際にトレイルホークで良かったと実感するシーンがあった。お目当ての河原の奥にある最高のロケーションに向かう際、石の凸凹で片輪が持ち上がってしまうような場面に出くわしたのだ。

そこでセンターコンソールの4WD LOWと4WD LOCKボタンを押し「最強モード」にしてみた。もちろんその時は4WD走行のためにエンジンも目を覚ます。

ボディが傾き、タイヤが空転しそうになった瞬間にさっと制御が入り、何ごともなく越えていけたのである。

河原の特等席で1人BBQを満喫できたのは、間違いなくレネゲード・トレイルホーク 4xeのおかげだった。

普段はなかなか本格的なオフロードを走る機会などないが、いざという時の高い走破性は冒険心を満たすためにも欠かせないものだと感じた。

まだピュアEVに切り替える決心はつかないが、環境負荷を最小限に留める努力は必要。さらに普段使いに便利なサイズ感とアソビ心も譲れない。

そんな時代の空気に敏感で、なおかつ欲張りオーナーにも、レネゲードの4xeモデルは魅力的な選択肢といえるだろう。

ジープ・レネゲード 4xe 公式サイトをみる

記事に関わった人々

  • 執筆

    吉田拓生

    Takuo Yoshida

    1972年生まれ。編集部員を経てモータリングライターとして独立。新旧あらゆるクルマの評価が得意。MGBとMGミジェット(レーシング)が趣味車。フィアット・パンダ4x4/メルセデスBクラスがアシグルマ。森に棲み、畑を耕し蜜蜂の世話をし、薪を割るカントリーライフの実践者でもあるため、農道のポルシェ(スバル・サンバー・トラック)を溺愛。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

AUTOCAR選 ジープPHEV「4xe」特集の前後関係

前後関係をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事