キャデラックCT5を体験 デジタル世代が感じる「セダン像」 推しグルマになったワケは?

公開 : 2022.12.01 17:30

愛車はスタイリッシュに、上質に

ルーフからトランクリッドまで美しいカーブを描くファストバックスタイルを採用するボディは全長約5000mmのミドサイズ。

ロングノーズによりスポーティな印象だ。

クーペのような流麗なルーフラインでスポーティさを印象づけるCT5。その洗練されたアピアランスは都会の街並みに良く似合う。

加えてグラマラスなフェンダーの意匠で1895mmの広さが確保される。グレードは「プラチナム」と「スポーツ」の2種類で左ハンドルのみ。試乗車は後者の「スポーツ」。

グレードで顔の表情が若干異なるが、共通の縦ライトが備わる挑戦的かつシャープでエッジの効いた雰囲気はこの車両の大きな特徴だ。

「スポーツ」のドライブトレインはAWD。専用サスペンションが備わり、足元は19インチ・アルミホイールを組み合わせる。

軽量化と高剛性を併せ持った比類なきプラットフォームを採用しており、そのクオリティは上質なドアの開閉音で容易に理解できる。

今回試乗するのは、あらゆる車種を乗り継いできたクルマ好きで多趣味な「イケダン」のアンドレ氏。

イケてる旦那、もしくはイケてる男子、どちらも当てはまるルックスの持ち主で、豊なライフスタイルが信条。

そんな彼のインプレッションはどのようなものだろうか。

▶️キャデラックCT5 公式サイトを見る

記事に関わった人々

  • 執筆

    小原れみ

    大学在学中に創刊されたアメリカの自動車カスタム文化を紹介する雑誌に影響を受け、インターンシップを経て編集部員に。1996年よりフリーランスのライターに転向。米国車やカスタム車両専門誌の執筆を中心にアメリカン・カルチャー全般を担当する。愛車は、熟練ビルダーである夫の指導を受けてフレーム製作から始めた1932年式フォードのホットロッド。無類の工具&ネジ好き。
  • 撮影

    宮澤佳久

    Yoshihisa Miyazawa

    1963年生まれ。日大芸術学部写真学科を卒業後、スタジオ、個人写真家の助手を経て、1989年に独立。人物撮影を中心に、雑誌/広告/カタログ/ウェブ媒体などで撮影。大のクルマ好きでありながら、仕事柄、荷物が多く積める実用車ばかり乗り継いできた。遅咲きデビューの自動車専門誌。多様な被写体を撮ってきた経験を活かしつつ、老体に鞭を打ち日々奮闘中。
  • 編集

    徳永徹

    Tetsu Tokunaga

    1975年生まれ。2013年にCLASSIC & SPORTS CAR日本版創刊号の製作に関わったあと、AUTOCAR JAPAN編集部に加わる。クルマ遊びは、新車購入よりも、格安中古車を手に入れ、パテ盛り、コンパウンド磨きで仕上げるのがモットー。ただし不器用。

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