頼りになる大画面カーナビとは? 490車種に対応、パナソニック・ストラーダCN-F1X10BGD じっくり検証

公開 : 2023.01.06 07:15

急な雨に救世主? レコーダーリンクとは

ストラーダの完璧なガイドで迷うことなく目的地へ到着。「不安なくスムーズに走れると疲れが少ないですね」とサイトー。

クルマから荷物を降ろすとお料理タイム開始。パパからシェフに変身して手際よく野菜を切り、火を起こす。娘さんも一緒になって手伝っていて楽しそうだ。

しかし、鉄板が温まってきたところで小雨がパラパラ……。二人はクルマに戻って雨宿りすることにしたのだが、そんなときこそストラーダのエンタメ機能が本領発揮!

新搭載の「レコーダーリンク」機能を使えばスマホを介して自宅に設置しているHDDレコーダーにアクセスし、録りためている番組を見られるのだ※1

自宅のHDDレコーダーとストラーダCN-F1X10BGDを、手元のスマホを介して接続。録画番組・放送中の番組をカーナビの大画面でリモート視聴できる。
HDDレコーダーの未視聴リストにクルマの中からアクセス! 普段使っているときと同じ感覚で操作できるのがうれしい。

これまでディスクにダビングして愛車に持ち込んでいたサイトーには、目から鱗の新機能である。

また、レコーダーが受信した地デジ、BSデジタル、CSデジタルなどの番組をリアルタイムで見られ※2、山間部のように地デジ受信が難しい場所でも映像を楽しめる※3

※走行中は映像を表示しません

「雨雲が通り過ぎるまで、娘が大人しく待っていてくれると助かりますね。……ダビングの手間から解放されるのは地味にうれしいです」 娘さんはお気に入りアニメの映像に釘付けだ。

※1 レコーダーはパナソニック製、シャープ製、東芝製に対応、NASはアイ・オー・データ機器製、バッファロー製に対応しています(機種によって非対応の製品もあります)
※2 BS、CSの契約の有無に関わらず、再生できない放送中の番組、録画番組があります
※3 通信状況が悪いエリアでは再生できない場合があります

 

一方でサイトーはスマホの通信機能を利用するだけにデータ量消費が気になるところだが、ストラーダは画面上で利用データ量を確認できたり、通信量を抑えるように画質設定を変更することも可能だ。

ブルーレイ再生、HDMI入力でもっと楽しめる

このほかストラーダには業界で唯一※4のブルーレイディスク再生や受信性能に優れた地デジも搭載。

HDMI接続にも対応しているので、スマホのミラーリングもできる。YouTube映像など、スマホの多彩なコンテンツを映し出して楽しむこともできるのだ。

そして“音”へのこだわりも見逃せないところ。厳選した高音質パーツを数多く搭載し、ハイレゾ音源にも対応しているから、クルマで思いっきり高音質を味わえる。

プロのサウンドチューニングをワンタッチで満喫できる「音の匠」や高音質化モードも備えており、映像コンテンツを高画質・高音質で楽しみたい“こだわり派”のサイトーは興味津々。

高画質&高音質&大画面を生かすエンタメソースが満載だ。

通り雨を凌いだ二人はバーベキューを再開。お腹いっぱいで楽しい時間を過ごせ大満足。

安全運転で帰路につくことにしよう。

※4 市販AV一体型カーナビとして。2022年10月末現在、パナソニック オートモーティブシステムズ調べ

記事に関わった人々

  • 執筆

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。
  • 撮影

    宮澤佳久

    Yoshihisa Miyazawa

    1963年生まれ。日大芸術学部写真学科を卒業後、スタジオ、個人写真家の助手を経て、1989年に独立。人物撮影を中心に、雑誌/広告/カタログ/ウェブ媒体などで撮影。大のクルマ好きでありながら、仕事柄、荷物が多く積める実用車ばかり乗り継いできた。遅咲きデビューの自動車専門誌。多様な被写体を撮ってきた経験を活かしつつ、老体に鞭を打ち日々奮闘中。

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