ルノー アルカナ マイルドハイブリッド 「ルノーらしさ溢れる」もう1つの選択肢
公開 : 2022.12.28 06:05
これまでフルハイブリッドのみのルノー アルカナでしたが、この度、マイルドハイブリッドが加わりました。
もくじ
ー 「フル」の次は「マイルド」が登場!
ー マイルドハイブリッド、何が違うのか
ー 見た目はほぼ同じ、走りは異なる2台
ー スペック拮抗、作り分けの上手さ光る
「フル」の次は「マイルド」が登場!
輸入車として初のフルハイブリッドモデルであるルノー アルカナ。Cセグメントに属する話題のクーペSUVに新グレードが追加された。
アルカナ R.S.ライン マイルドハイブリッドという車名が示す通り、今度のパワートレインはマイルドハイブリッドなのである。
従来のハイブリッドモデルとマイルドハイブリッドモデル。2台のアルカナに関して興味深いのは、排気量の違い等による一般的なグレード分けではなく、完全に異なるパワートレインを搭載しているという点だろう。
まずシステム的な違いのチェックからはじめてみよう。
先にデビューしたEテックハイブリッド(フルハイブリッド)は、1.6Lの自然吸気エンジン(94ps)にF1の技術を応用したドグクラッチの機構を持つギアボックス、そして駆動用(49ps)とスタータージェネレーター(20ps)という2つのモーターが組み合わされたルノー独自の新しいシステムを採用していた。
一方今回のマイルドハイブリッドのパワートレインは1.3Lターボ・エンジン(158ps)にBSG(ベルト駆動スタータージェネレーター、5ps)と12Vのリチウムイオンバッテリーを組み合わせたもの。BSGは発進や加速の瞬間にエンジンをアシストするかたちになる。
さっそく新登場のルノー アルカナ R.S.ライン マイルドハイブリッドをドライブし、両者の違いにファーカスしてみよう。