カジュアルなフラッグシップ ジープ・グランドチェロキー・リミテッドの真価
公開 : 2023.02.17 19:00
ジープ・グランドチェロキーの中でも、最もスタンダードなリミテッドに、雪山/林道で試乗しました。
もくじ
ー 出揃った注目のフラッグシップ
ー 軽快かつ盤石の走破性を備える
ー オフロード生まれ 充実の装備
出揃った注目のフラッグシップ
フルモデルチェンジを果たした5代目「ジープ・グランドチェロキー」。先に導入されたロングホイールベース版グランドチェロキーLに加え、昨年10月末にスタンダードホイールベース版も追加されたことで、ジープファミリーの注目の1台となっている。
新型グランドチェロキーのボディはホイールベースの長短があり、それぞれシート配列が2列と3列になるという違いある。
それ以外にも3種類のパワートレイン(直4ターボ、PHEVの4xe、自然吸気V6)、そしてベーシックなリミテッドと上級のサミットリザーブという2種類のグレード分けも存在している。
これらのスペック的な違いを含みつつ、現在は5種類のモデルがラインナップされている。
今回はその中からスタンダードモデルとも言うべき「グランドチェロキー・リミテッド」(ガソリン/2列シート)にスポットを当て、ジープのフラッグシップであるグランドチェロキーの魅力について考えてみた。
グランドチェロキー・リミテッドは272psを発生する2Lの直4ターボと8速AT、そしてオンデマンド方式のAWDシステムを備えている。
サスペンションに関しては、クォドラリフト・エアサスペンションを装備するサミットリザーブに対し、リミテッドはコイルスプリングの仕様となっている。
グランドチェロキーのボディカラーは4種類。今回の試乗車のダイヤモンドブラッククリスタルP/C以外に、ブライトホワイトC/C、バルティックグレーメタリックC/C、ヴェルヴェットレッドP/Cがある。
またサミットリザーブの場合、全てのカラーでルーフがブラック仕上げになるという違いも存在している。