春風に乗ってアルピナがやって来た! 「桜」に未来を託す、ALPINA SAKURA TOURING 2023

公開 : 2023.04.06 17:00

BMWアルピナの歴代モデルによるツーリングイベントが開催。最新型から80年代の名車まで、桜が咲き誇るワインディングを走り抜けました。

もくじ

参加条件はただ1つ 「アルピナ乗り」
桜に誘われて、愛車の交通安全祈願
アルピナが選ばれる理由

AUTOCAR JAPAN sponsored by Nicole Automobiles

参加条件はただ1つ 「アルピナ乗り」

大人を感じさせる控えめな姿の中に、圧倒的なパフォーマンス。

本物を知るエンスージァストにとって、気になる存在であり続けるのがアルピナだ。

そんなアルピナを愛するオーナーのために、桜を未来へ託す植樹と季節のグルメを楽しむツーリングが、ニコル・オートモビルズにより昨年から開催されている。

山梨県の桜の名勝、金櫻(かなざくら)神社に集い、交通安全を祈りホテルでランチを楽しむプログラムは、走行会のような固さがなく旅感覚で参加できるのが好評だ。

そして、「2023年も!」という声に応えて“アルピナ桜ツーリング”が今年も開かれた。

参加条件は、アルピナ車のオーナーであることだけ。

金櫻神社のパーキングはアルピナで埋め尽くされ、開花した桜との共演となった。

最新型からクラシックまで、ブッフローエのアルピナ社から送り出された車両であれば、どのモデルでもエントリーできる。

参加車両の中で最古参となる1985年登録のB7ターボは、33ナンバーが示すように、なんと1オーナー車。アンダーステイトメントな見た目の中に潜む、高い性能をオーナーは楽しんできたようだ。

「速いクルマが好きでBMW2002に始まり、633などを乗り継ぎ、このB7ターボを1985年に購入しました。今年で38年目になりますが、オリジナルペイントのノンレストア車です」

「控えめな姿のセダンですがパワーがあり、マニュアルシフトで思うままに走れる点が魅力ですね。昔に仲間のイタリアン・スーパーカーと競いましたが、B7ターボのほうが速かったですよ」

記事に関わった人々

  • 執筆

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。
  • 撮影

    山本佳吾

    Keigo Yamamoto

    1975年大阪生まれ。阪神タイガースと鉄道とラリーが大好物。ちょっとだけ長い大学生活を経てフリーターに。日本初開催のWRC観戦をきっかけにカメラマンとなる。ここ数年はERCや欧州の国内選手権にまで手を出してしまい収拾がつかない模様。ラリー取材ついでの海外乗り鉄旅がもっぱらの楽しみ。格安航空券を見つけることが得意だが飛行機は苦手。

関連テーマ

おすすめ記事