春風に乗ってアルピナがやって来た! 「桜」に未来を託す、ALPINA SAKURA TOURING 2023

公開 : 2023.04.06 17:00

桜に誘われて、愛車の交通安全祈願

この日、植樹を行う金櫻神社には、アルピナの歴代モデルが心地良いサウンドを響かせながら集まってきた。

神社の社殿にドライバーたちが上がると、宮司による植樹成功の祈念とニコル・オートモビルズから玉串の奉納が行われ、同社アルピナ営業部の杉山部長がイベントの開会を宣言する。

「次の世代に桜をつなぎ、交通安全を祈願する場としてイベントを開催します。美しい日本の春の1日を、皆様のアルピナと満開の桜とともに楽しんでください」

拝殿前に停まった「D4 Sグランクーペ」をオーナーたちが囲んだところで、1回目の記念撮影。

宮司がアルピナ1台1台に交通安全祈祷をしていく様子が、厳かな雰囲気を高めていく。

ここで、メインプログラムといえる桜の苗木の植樹だ。

本殿から少し登ると、集まったアルピナを見下ろせる高台に辿り着く。

くわを振り下ろし、土を起こすと準備完了だ。

苗木を植えて、アルピナのロゴとオーナー名が刻まれたプレートを幹に掛ける。

後年に再訪すれば、花を咲かせ成長した姿と出会えるのだから、アルピナ乗りにはきっと特別な場所になるだろう。

その頃には山一面がさくら色に染まる光景を楽しめるはずだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。
  • 撮影

    山本佳吾

    Keigo Yamamoto

    1975年大阪生まれ。阪神タイガースと鉄道とラリーが大好物。ちょっとだけ長い大学生活を経てフリーターに。日本初開催のWRC観戦をきっかけにカメラマンとなる。ここ数年はERCや欧州の国内選手権にまで手を出してしまい収拾がつかない模様。ラリー取材ついでの海外乗り鉄旅がもっぱらの楽しみ。格安航空券を見つけることが得意だが飛行機は苦手。

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