こだわりの色遣い ルノー・アルカナ「E-TECHエンジニアード」は、発見の連続 5月11日発売

公開 : 2023.04.21 11:45

インテリアにも発見 隅々まで“新感覚”

ボディカラーはホワイト、グレー、ブラックのいずれもメタリック3色が用意される。

今回はグリメタルMと呼ばれる新色のグレーで、ウォームチタニウムカラーがしっくり調和し、落ち着いた佇まいを醸し出していたが、他の2色ではウォームチタニウムカラーが違った印象を与えてくれそうで、3色すべてを見てみたいと思った。

インテリアでは、インパネのアクセントライン、シートやドアトリムなどのステッチが、エクステリアと同じウォームチタニウムカラーで控えめにドレスアップされる。

センターコンソールのカップホルダーの縁、助手席側のネットポケットも同色で揃えてある。

R.S.ラインでは、インパネのラインやシートのステッチなどが赤で統一されていてかなりスポーティだったので、雰囲気の違いに驚いた。

でも時間が経つにつれて、エレガントなフォルムを持つアルカナにふさわしい仕立てだと思うようになったし、助手席側のポケットまで色を変えてきたことから、肝入りのモデルであることも伝わってきた。

その印象を引き立てるのが、それぞれ4個ずつのウーファーとトゥイーター、そしてフレッシュエアサブウーファーで構成されるBOSEサウンドシステムで、上質な空間づくりに貢献してくれることが確認できた。

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記事に関わった人々

  • 執筆

    森口将之

    Masayuki Moriguchi

    1962年生まれ。早稲田大学卒業後、自動車雑誌編集部を経てフリーランスジャーナリストとして独立。フランス車、スモールカー、SUVなどを得意とするが、ヒストリックカーから近未来の自動運転車まで幅広い分野を手がける。自動車のみならず道路、公共交通、まちづくりも積極的に取材しMaaSにも精通。著書に「パリ流環境社会への挑戦」(鹿島出版会)「MaaSで地方が変わる」(学芸出版社)など。
  • 撮影

    山本佳吾

    Keigo Yamamoto

    1975年大阪生まれ。阪神タイガースと鉄道とラリーが大好物。ちょっとだけ長い大学生活を経てフリーターに。日本初開催のWRC観戦をきっかけにカメラマンとなる。ここ数年はERCや欧州の国内選手権にまで手を出してしまい収拾がつかない模様。ラリー取材ついでの海外乗り鉄旅がもっぱらの楽しみ。格安航空券を見つけることが得意だが飛行機は苦手。

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