2種のSUV専用設計タイヤ「アレンザ」 LX100と001の絶妙な棲み分け 愛車の乗り味をワンランクアップ

公開 : 2023.05.16 11:00

試乗を終えた2人の感想

大谷達也:久実さん、ご試乗お疲れ様でした。アレンザ001とアルファ・ロメオ・ステルヴィオの組み合わせは如何でしたか?

佐藤久実:スポーティなキャラクターをタイヤがスッとアシストしてくれる感覚。楽しかったなあ。そもそものお話ではあるのですが、「スポーツ性」とは何かを考えるよい機会にもなりました。

大谷達也:なるほど、なるほど。タイヤから学ぶことって多いですよね。

佐藤久実:本当に。大谷さんは如何でしたか?

大谷達也:興味深かったです。というのも、メルセデス・ベンツGLBって、そもそも快適性のレベルが高いですよね。ですがアレンザLX100に履き替えて、さらに磨きがかかる印象とでもいいましょうか。

佐藤久実:はい。とてもよくわかります。「SUV専用設計」という点も、ハンドルを握ればよく理解できました。

ダイナミックなスタイリングにくわえ、ドライバーの視点が高くて運転しやすいことから人気のSUVだが、一般的にタイヤサイズが大きくて重心高が高いため、静粛性や乗り心地、操安性などに弱点を抱える傾向が少なからず見られる。

ALENZAはSUV専用設計とすることで、そうしたSUV特有の「ネガ」を補い、長所を伸ばすために誕生したといって間違いないだろう。

そのなかで、「アレンザLX100」は静粛性や乗り心地、「アレンザ001」は操安性によりフォーカスすることにより、SUVユーザーの幅広いニーズに応えようとしているのだ。

したがって快適性をより重視される方にはアレンザLX100が、積極的なドライビングを楽しみたい方にはアレンザ001がお勧めといえる。

ご自身のカーライフ/好みの走り方に合わせて「アレンザ」の2商品から選んでみては如何だろう。

ブリヂストン・アレンザLX100 公式サイトをみる

ブリヂストン・アレンザ001 公式サイトをみる

ALENZA “五感で味わう、プレミアムギフト” プレゼントキャンペーンはコチラ! 応募締切:2023年6月11日(日)

記事に関わった人々

  • 執筆

    大谷達也

    Tatsuya Otani

    1961年生まれ。大学で工学を学んだのち、順調に電機メーカーの研究所に勤務するも、明確に説明できない理由により、某月刊自動車雑誌の編集部員へと転身。そこで20年を過ごした後、またもや明確に説明できない理由により退職し、フリーランスとなる。それから早10数年、いまも路頭に迷わずに済んでいるのは、慈悲深い関係者の皆さまの思し召しであると感謝の毎日を過ごしている。
  • 執筆

    佐藤久実

    Kumi Sato

    大学在学中にレースデビューし、耐久レースをメインに活動。ニュルブルクリンク24時間レース、スパ・フランコルシャン24時間レースで入賞を果たす。モータースポーツで培ったスキルをベースにインストラクターとしても活動。東海大学工学部動力機械工学科非常勤講師、芝浦工業大学特別講師の経験あり。日本カー・オブ・ザ・イヤー、World Car Awards、日本ボート・オブ・ザ・イヤーの選考委員も務める。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

関連テーマ

おすすめ記事