ラングラーがあれば、何でもできる 都心から悪路へ 奥深さを体験
公開 : 2023.07.07 19:05
ジープ・ラングラーとともに、都心を出発。高速道路を経て悪路を楽しみました。
もくじ
ー 伝統を守り、進化し続けるラングラー
ー 洗練された走り、実は意外なほどの都会派の一面も?
ー フィールドで無限の可能性に触れてみる
ー ラングラーと過ごす48時間、チャンスは今
伝統を守り、進化し続けるラングラー
1940年代に誕生したコンパクトな4輪駆動車、ウィリス・ジープを始祖とするジープ・ファミリーは時代と共に着実にその数を増やし、世界中のファンを魅了している。
現在のラインナップはラグジュアリーなグランドチェロキーとウィリス・ジープの血を引くラングラーの2トップが牽引している。
今回スポットを当てるラングラー・アンリミテッドは、昨今流行りのSUVよりもはるかにタフな見た目と本格的な走破性を秘めており、その人気は衰えることを知らない。
日本の道路条件を考えると、ラングラーが本領を発揮するようなオフロードは稀だが、それでも「本物」に憧れるファンが多いのだろう。
2018年にフルモデルチェンジされた現行モデルのラングラーのラインナップは魅力的だ。
ベーシックモデルのラングラー・アンリミテッド・サハラの両脇を、究極の走破性を誇るラングラー・アンリミテッド・ルビコンと、ラングラー初のPHEVモデルであるラングラー・アンリミテッド・ルビコン 4xeが固めているのである。
ラングラーのスタイリングは7スロットのグリルやボディからグッと張り出したフェンダーなど、ひと目でジープとわかる伝統的なもの。だがその中身は最新の4×4システムや電動化を含むパワートレインなど弛まぬ進化を続けている。今回は最新のラングラー4xeで、オンとオフ両方のステージを体験し、時代の最先端を行く走りを確かめてみた。