頼れるオールシーズンタイヤとは? お値段以上で選ぶなら「ネクセン・エヌブルー4シーズン」

公開 : 2023.11.07 18:30

景色が急変! 「冬用タイヤ規制」に

まずは、都内に集合すると、なんとその日はたまたま雪予報。ちらほらと雪が舞っていて、街を歩く人もクルマを運転している人も、少し戸惑いながら動いている。

1日が始まる朝7時。天気予報のとおりに、重い空から雪が舞い始める。ターミナル駅には先を急ぐクルマやタクシーが目立ってきた。

XVの所有者である編集部の斉藤さんは、「首都圏で育ってきた人は、雪の日はまずクルマで出かけようとすら思わない人も多いです」とのこと。

確かに外に出ないことが1番の安全策だが、仕事などで必ずクルマを動かさなければいけない人もいるだろう。こんな時にオールシーズンタイヤはもってこいだ。

朝8時、高速道路に乗ると、すでに「ユキ走行注意」の案内が。サマータイヤだったらこの日の旅程は中止だったろう。

オールシーズンタイヤを履いていれば、突然の雪でも、慌ててスタッドレスタイヤに履き替えたり、チェーンなどを付けたりする必要がない。

実際に使っているユーザー イチ推しの性能は?

近年では、都内でも「雪の際は夏タイヤは危険」という意識が高まっていることもあって、雪の予報が出ると、途端にタイヤショップにはタイヤ交換のために人が殺到し、何時間も待つことになったり、布タイプのタイヤチェーンなども売り切れが続出したりする。

こういったことに巻き込まれないためにも、夏でも冬でも安心なオールシーズンタイヤを履いておくのは大きなメリットがある。

特に今回の車両がスバルXVということもあって、4WDの性能もバッチリ。路面にうっすら雪が積もるくらいの都内のドライブシーンでは、何の問題もなく運転することができた。

斉藤さんは、「ネクセン・エヌブルー4シーズン」を長期間履いているそうだが、どんなシーンでも活躍してくれるので重宝しているようだ。「ドライ路での静粛性はサマータイヤと変わらないですし、冬用タイヤ特有のごわごわ感もないです。1日中運転することも多いので、乗り心地がいいところは特に気に入ってます」とのこと。

都内から中央道に乗って走っていくと、徐々に路面には雪が積もり始めた。

八王子JCTまで来ると、路面が白くなり始めた。右上が高速道路の冬用タイヤ規制の中でも、そのまま通行できる証のスノーフレークマーク(スリーピーク・マウンテン・スノーフレーク)。左下は、泥濘路・雪道を走れる性能があることを示す「M+S(マッド&スノー)」の刻印。

そして、道路上の看板には、「冬用タイヤ規制」の表示が。タイヤ規制がかかると、スノーフレークマーク付きのタイヤ以外は走行できなくなる。

「ネクセン・エヌブルー4シーズン」は、きちんとスノーフレークマークが刻印されているので、タイヤ規制になっても安心して走ることができるというわけだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    伊藤梓

    Azusa Ito

    クルマ好きが高じて、グラフィックデザイナーからカーグラフィックの編集者へと転身。より幅広くクルマの魅力を伝えるため、2018年に独立してフリーランスに。現在は、自動車ライターのほか、イラストレーターとしても活動中。ラジオパーソナリティを務めた経験を活かし、自動車関連の動画などにも出演している。F1が大好きで、いつか全戦現地観戦するのが夢。
  • 撮影

    宮澤佳久

    Yoshihisa Miyazawa

    1963年生まれ。日大芸術学部写真学科を卒業後、スタジオ、個人写真家の助手を経て、1989年に独立。人物撮影を中心に、雑誌/広告/カタログ/ウェブ媒体などで撮影。大のクルマ好きでありながら、仕事柄、荷物が多く積める実用車ばかり乗り継いできた。遅咲きデビューの自動車専門誌。多様な被写体を撮ってきた経験を活かしつつ、老体に鞭を打ち日々奮闘中。

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