私らしく乗れるジープ選び レネゲードと走れば、遊び心ふくらむ毎日に!

公開 : 2023.10.04 18:00

踏めばぐんぐん進む 今日はどこへ行く?

レネゲードは、1.3L直4ターボエンジンを搭載していて、コンパクトSUVではあるものの、ミドルサイズほどのパワーがあるような感覚で、どんな場所でもスイスイ走れてしまった。

1.3L直4ターボは最高出力151ps。1850rpmで最大トルクの27.5kg-mを発揮する力強いユニットだ。

信号が青になった時や、坂道での加速、高速での合流なども、不安を感じることなくしっかり加速していく。ハンドルの操作感もとても軽やかで、女性の私でも無理なく運転することができた。

サスペンションもたっぷりストロークするので、乗り心地も優しい。改めて運転してみると「どんな人にもマッチしそうなクルマだなぁ」と感じた。

もちろんアダプティブクルーズコントロール(ACC)も装備されていて、ロングドライブなどでも運転による疲れを軽減することができる。

また、試しに後席にも乗ってみると、思いのほか広々と座れることに驚いた。コンパクトSUVとはいえ、やはり輸入車なので、後席もサイズ感が切り詰められずにゆったりと過ごせるようになっているところがいいなと思った。

意外なほど広いリアシートは筆者のお気に入り。荷室のフロアボードは高さ調整機能が付いていて使い勝手がいい。

おしゃれで洗練されたレネゲードならではのデザインはもちろん、誰でもスイスイ運転できる操縦性。コンパクトなサイズ感ではあるものの、人や荷物が乗るスペースもしっかり確保されている。

ジープ・レネゲード・リミテッド(435万円)

ライフステージに合わせてクルマを乗り換える人も多いと思うが、レネゲードであれば1人で乗るのも、友人と出かけるのも、家族で使うのも、どんなシーンでも自分らしさを演出できるところが、ひとつの大きな個性なのかもしれないと思った。

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記事に関わった人々

  • 執筆

    伊藤梓

    Azusa Ito

    クルマ好きが高じて、グラフィックデザイナーからカーグラフィックの編集者へと転身。より幅広くクルマの魅力を伝えるため、2018年に独立してフリーランスに。現在は、自動車ライターのほか、イラストレーターとしても活動中。ラジオパーソナリティを務めた経験を活かし、自動車関連の動画などにも出演している。F1が大好きで、いつか全戦現地観戦するのが夢。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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