ランドローバー・ディフェンダー110アドベンチャー
公開 : 2015.08.07 23:40 更新 : 2017.05.29 19:17
アドベンチャーは、67年にわたって続いたディフェンダーの歴史を讃えるために用意された3種のスペシャル・エディションのうちの1台である。
■どんなクルマ?
前回のスペシャル・エディションにつづく、そのまた別のスペシャル・エディションが今回のテスト対象。
これまでもかなりの種類のスペシャル・エディションが展開されてきたが、バラ色の歴史を讃えるために基本にかえった ‘ヘリテージ’、(ディフェンダーにしては)ラグジュアリーなオートバイオグラフィー、そして無骨なアドベンチャーという3つのラインで構成された最新の3種はもっとも注目に値するモデルだといっていい。
というのも、67年間にわたって精算されたディフェンダーは来年の1月に終焉をむかえるからだ。
アドベンチャーの生産台数は600台。ボックス型の90と110(ホイールベースをインチ表示した値)の2展開となる。各々の基準モデルの価格が£30,000(581万円)ということを考えると、£43,495(842万円)というアドベンチャーの価格は割高だといえる。