メルセデス・ベンツC220dクーペAMGライン
公開 : 2016.01.08 23:50 更新 : 2017.05.13 12:50
澄まし顔の新型Cクラス・クーペを英国のチャレンジングな道を初めてテストする。
■どんなクルマ?
あたらしいCクラスのクーペ。そのディーゼル版。
幅は40mm、長さは95mm、ホイールベースは80mm大きくなっている。メタル・パーツも増え、伸びやかなラインとともに外観はエレガントになっている。
フロントにはダイアモンド・エフェクトのグリルが堂々と鎮座。内側はメッシュではなく、クローム地のピンが打たれている。
ボディワークはフロントのフェンダーとボンネット以外にセダン・タイプとほとんどシェアする部分はない。
フロントの4リンク式サスはセダンのものを専用調整。リアのマルチリンクもクーペ用にアレンジされている。車高は前後ともにセダンより15mm下がっている。
‘スポーツ’ グレードには、コンベンショナルなスプリングと可変ダンパー(モードは選択不可)、可変ステアリング・ラックが標準。
クーペにアジャスタブル・エア・サスペンションを組み合わせるのは今回が初。£895(15万円)という価格と完成度を考えると選択の価値あるオプションだといえる。
上記の足腰のアップデートはすべて、クルマの敏しょう性をたかめるためである。