ヴォグゾール・アストラ・スポーツ・ツアラー1.6CDTi

公開 : 2016.03.15 23:40  更新 : 2017.05.29 18:29

もっともパワフルな162psビターボ・ディーゼル・エンジンが載ったヴォグゾール・アストラ・スポーツ・ツアラーの実力をフランスで試す。

■どんなクルマ?

現行のヴォグゾール・アストラのワゴン・タイプ。スポーツ・ツアラーと呼ばれている。テスト車は、もっともポテンシャルの高いディーゼル・エンジンを搭載し、1.6ℓツイン・ターボは160psを発揮する。

ボディには高強度スティールを用い、排気パーツを軽くした。ホイールも小さくなった。短期間におけるハードなダイエットのおかげで先代よりも190kg軽くなった。軽さをヴォグゾールはアピールしたい。

多くのクルマが日を追うごとに大きくなっている一方で、スポーツ・ツアラーのディメンションはほとんど変わらない。ホイールベースは伸びており、スコダ・オクタビア・エステートと同等の荷室容量を実現した。

オプションにて可変LEDヘッドライトや電動テールゲート(ハンズフリー開閉が可能)が用意される一方で、ミラーリンク、Apple CarPlayは標準搭載し8.0インチのインフォテインメント・スクリーンにスマートフォンの画面を表示可能。

最大で7台のデバイスを接続できるOnStarシステムも用意され、コール・センターに24時間接続できる。アクシデントが起こった時に、ナビから現在地情報を取得することで、ドライバーは不要な操作をしなくて済む。

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