メルセデス-AMG SLC43
公開 : 2016.04.08 23:50 更新 : 2017.05.23 16:35
SLKはSLCへと名前を改め、トップ・レンジのこれまでのV8は3.0ℓのV6ターボに置きかわった。
■どんなクルマ?
外はそのままだが、中はあたらしくなった。メルセデスは自信があるのだろう。SLK→SLCにリネームしたにもかかわらず、フェイスリフトの実際はマイルドなもの。2011年からの3代目SLKとあまり変わらない。
外から見てわかる部分といえば、フロントはバンパー、ヘッドライト、ヘッドライト内部のデイライトが。リアもバンパー、テールライト、テールパイプ、ディフューザーなどが、わずかに変わっただけだ。
ルーフは、これまでのように開ける前に手動でラゲッジ・カバーを移動せずに済むようになった。それに40km/hまでであれば、走行中でも操作可能。マジック・スカイ・ルーフが選べるのはこれまでと同じだ。
ダッシュボードもこれまでのSLKと同じ。しかしながら、メーターやトリム、インフォテイメント・モニター、3本スポークのステアリングなど、細やかなディテールはSLCならではのものとなっている。
標準の安全装備にアクティブ・ブレーキ・アシスト(歩行者衝突回避)システムが組みあわされるのも今回がはじめてであり、ほかにアテンション・アシスト(ドライバーの眠気を察知→アラート)、アクティブ・ボンネット(歩行者と衝突時にボンネットをポップ・アップ)、自動ライトも備わる。