いすゞD-マックス・ブレード・ダブル・キャブ
公開 : 2016.08.15 05:40 更新 : 2017.05.29 18:26
いすゞD-マックスは徐々に古さを感じさせつつあると、トップ・グレードに乗って思ったが、実用性に関しては、不満らしい不満が見当たらない。
■どんなクルマ?
ピックアップ市場が元気を取り戻しつつある。今年、この市場の代表メーカーが相次いで新型車を投入したということも、少なからず関係しているのだろう。
代表車種とは、日産ナバラ、フォード・レンジャー、トヨタ・ハイラックスのこと。2017年にはルノーからアラスカンが登場する予定もある。
メルセデス・ベンツ、フィアット、プジョーもピックアップを計画しているようだ。われわれにとっても、試乗対象が増えることはうれしいかぎりである。
当のいすゞD-マックスは2012年より販売がスタートしているため、すでに4年選手となった。
にもかかわらず、われわれがテストするのは£31,141(412万円)という高値を提示している。
バック・カメラ、オート・エアコン、ヒーター付きフロント・シート、レザー装飾、8ヶ所のパイオニア製スピーカー、7.0インチのインフォテイメント・スクリーンなど装備が充実しているというのがいすゞの主張だ。