シトロエンC3 1.2ピュアテック110
公開 : 2016.10.12 05:50 更新 : 2021.03.05 21:43
シトロエンの中心的存在であるC3が、カクタスの顔とともに生まれ変わった。シトロエンは、快適性と独自性を強調しているが、果たしてどうか?
■どんなクルマ?
「プレミアム、スポーティ」という言葉をあらゆるところで耳にする昨今、シトロエンはあたらしいC3をもって「もっと、ありきたりではない、ほかの魅力」を打ちだそうとしている。
その答えが、独特なノーズと、アーバンっぽさ、車体サイドに貼りつけられた「エアバンプ」、タッチスクリーン、ミニマリズムを貫いたダッシュボード、ガジェットとの連携、なのである。
先代のC3とくらべると、ホイールベースは75mm長くなった。PF1プラットフォームを採用した結果だ。そのぶん、オーバーハングを短くしている。
ホイールは大きくなり、SUVらしい見た目にするために黒いホイール・アーチが追加されている。車重は先代とまったくの同値である。
オプションの2トーン・ペイントを選ぶと、ブラックアウトされたピラーと相まって、ルーフが浮いて見える「フローティング・ルーフ」が強調される。