アストン マーティン・ヴァンキッシュS
公開 : 2017.01.05 05:50 更新 : 2017.05.29 18:20
モデルライフ終盤の改良で加わったヴァンキッシュSは、より走りが楽しめるモデルだ。そしてまた、新型車であるDB11との棲み分けも明確である。
■どんなクルマ?
100周年を迎えたアストン マーティンは、次なる100年を見据えた ‘セカンド・センチュリー・プラン’ を打ちだした。まずは2020年までに、ニュー・モデルや限定モデルを毎年発表することを計画しており、その幕開けとなるDB11は素晴らしい出来映えを見せている。
とはいうものの、今は旧世代モデルを併売している。アストン マーティン最強モデルであるヴァンキッシュもまた、2019年の後継モデル登場まで販売される予定だ。
アストンは600psのヴァンキッシュSに関して「GTを超えるのではなく、GTであることをより深めたものである」と標榜するが、ヴァンキッシュのライバルには740psものパワーを発揮し、より強烈にドライバーを駆り立てるフェラーリF12が含まれる。
やはりGT以上の要素は必要だ。