レクサスIS300h
公開 : 2017.01.20 05:55 更新 : 2017.05.29 19:23
外観とメカニカルが改められ、ドライバーとクルマの一体感が増した。が、ライバルと比べると改善すべき点が残っている。
■どんなクルマ?
小さなエグゼクティブ・サルーンの出来栄えは、そのメーカーのイメージに直結しやすい。なぜなら、もっとも買いやすいサイズだからだ。
ジャガーXE、BMW 3シリーズ、アウディA4、メルセデス・ベンツCクラス……。どれを見ても、各メーカーが本気であることがわかる。
われわれは、レクサスの内装クオリティや洗練性、ひと目を引く外観を、わりにポジティブにとらえている。だからこの最新型にも期待をしている。
最新型は、フル・モデル・チェンジではなく、前後のライトやエア・インテーク、スピンドル・グリルなどが小変更されたもの。インテリアも昨年のモデルからあまり大きく変わっていない。
特筆すべきは、苛立たしい気持ちになったインフォテイメント・システムが変更を受けた点。7インチから10.3インチの拡大され、解像度があがった。