R-デザインはボルボV90の中でも最も「買い」なモデルかも
公開 : 2017.04.18 17:40 更新 : 2017.05.29 19:07
ボルボV90/S90のラインナップにスポーティ・テイストのR-デザインが追加されました。このR-デザインの印象は非常に良いものでしたが、初年度の導入台数が少ないため、興味のある人は急いでボルボ・ディーラーに出向かなければならないようです。
■どんなクルマ?
スポーティなエクステリア
ボルボ渾身のニューモデル、90シリーズ。ドイツのブランドでいえば、メルセデスEクラスやBMW5シリーズ、アウディA6に相当するクラスのモデルだが、日本にはまずSUVのXC90が導入され、次いでセダンのS90とステーションワゴンのV90が発売された。そのS90、V90に最近加わったバリエーションが、R-デザインである。
R-デザインのエクステリアは、すでに発売されている90シリーズのインスクリプションと比べると、フロント・グリル、同バンパー・スポイラー、ホイール、ドア・ミラー、サイド・ウインドー・モール、リア・バンパー・スポイラーなどのデザインが異なる。
それらの結果、R-デザインのエクステリアはインスクリプションよりぐっとスポーティな印象に仕上がっているが、それによって、90シリーズのデザインが持つスタイリッシュさが一段と際立って見えるような気がするのは、筆者だけだろうか。
硬派なイメージのインテリア
インテリアも同様にスポーティに仕立てられている。具体的には、インスクリプションではウッド・パネルになるダッシュボードの一部がブラックのカーボン仕上げになったり、シートもブラックが基調のスポーツ・シートが標準になったり、といった具合だ。
ちなみにV90 T6 AWD R-デザインのボディ・サイズは、全長4935×全幅1880×全高1475㎜、ホイールベース2940㎜というもので、特に前後方向に伸びやかな印象をうける。