オペルのEV、アンペラ-e 「優秀」のひとこと EVアレルギーも解消か
公開 : 2017.05.06 07:00 更新 : 2017.05.29 18:30
オペルのEVってどうなのでしょう? これがじつは優秀みたいです。日本に入ってくる可能性は低いですが、でも読んでいただきたい記事なのです。
■どんなクルマ?
このオペルは、家族向けの新しい電気自動車。最初は少数のひとにしか手に入れることができないだろう。
2011年に初代アンペラはガソリン・エンジンにサヨナラを告げ、電気自動車に不安を持つひとびとに向けたクルマとして発売された。
かつてのモデルのメーカー公称の航続可能距離は、約520kmだったが、実際、第三者機関によって計測された際、約380kmにとどまった。
この電気自動車のキーとなってくるのはLG製のバッテリー・パック。430kgもあるバッテリーがアンペラのリア・フロア一面に設置されている。
またリア・セクションの足元はセンタートンネルのでっぱりがなくフラット、兄弟車のヴォクスホール・コルサ同様広々としている。足元は381ℓの容積、荷室は1274ℓの収容スペースを備えている。シート・ポジションは高い。
ボンネットとドア、テールゲートはアルミニウム製だが車重は1691kg。そのボディを201psの心臓から発生させた推進力によって動かしている。
アンペラはGMのアメリカ・ミシガン工場にて生産されている。シボレー・ボルトと同じプラットフォームを使ったラインで作られている。