3万円値下げ「ゴルフ7 TSIハイライン」試乗 ジェスチャー/歩行者検知 役に立つ?
公開 : 2017.06.18 12:10
5年目の「VWゴルフ7」、マイチェン初試乗! 「見た目」「実用・安全装備」「走り」、それぞれに “良し悪し” を見つけてしまいました。
■どんなクルマ?
7代目ゴルフ、キーワードは「デジタル化」
デビューから5年目に入ったゴルフ7では、おそらく今回がモデルライフ最大となりそうなマイナーチェンジである。
内外の基本デザインに変更はほとんどなく、外観での主眼はLED化された灯火類。内装では純正ナビが新しい9.2インチ大型タッチディスプレイになったことや全面液晶化されたメーターパネルが目立つ。
新しい9.2インチナビはディスプレイ周辺操作もすべてタッチ化されたほか、画面前で手を振るだけで操作可能なジェスチャーコントロール(といっても、それが利くのはメインメニュー画面のスクロールやラジオチャンネルの切り替え、写真などの表示などだけだが)、スマホ連携機能なども用意される。
ただし、標準系ゴルフで新しいLEDランプや新ナビの「ディスカバープロ」が選べるのは今回試乗したTSIハイラインとその下の同コンフォートライン、そして液晶メーターパネルはハイラインのみ。つまり、もっとも安い同トレンドラインでは、これら注目の新機軸は入手できない。
同時にマイチェンを受けたゴルフ・ヴァリアント(写真)/オールトラックには、
内側から外側へ流れるLEDテールランプを設定できない。
内側から外側へ流れるLEDテールランプを設定できない。
その他の新機能としては、アドバンストセーフティに歩行者検知機能の追加、レーダークルーズコントロールの渋滞追尾機能などがあるが、これは同システムを装着した新ゴルフ全車に適用される。