新型スイフト・スポーツ(ZC33S)試乗 1.4ℓターボ 6MTと6AT

公開 : 2017.10.02 06:10

スイフト・スポーツ新型(6速マニュアル車)を試乗。スイフトの高性能仕様というよりも、“新型車” と捉えたいところです。その理由は? 6速ATもレポート!

もくじ

どんなクルマ?
高性能版スイフトというよりも…

どんな感じ?
1.4ℓターボ搭載 その特性は?
MT試乗 オートマ車はCVTから6速ATへ
10mmくらいの突き上げでは…

「買い」か?
RStとの価格差 それだけの価値は?

スペック
スズキ・スイフト・スポーツのスペック

どんなクルマ?

高性能版スイフトというよりも…

車名からすればスイフトに高性能エンジンを搭載してハードサスを組んだモデルのように思えるが、スイフトを母体に開発された新型車と理解すべきだろう。スズキ自身もホットハッチを謳っているが、設計変更点の数や内容からしても、スイフトの上位に位置するBセグの新型プレミアムコンパクトカーとしたほうが実態に近い。

スズキ・スイフト・スポーツ 試乗インプレッション

外観はエンジンフードおよびルーフ、リアゲート以外の外板をすべて専用開発とした。全長が50mm拡大しているのはフロントノーズとリアバンパーの大型化による。グリーンハウス周りの印象に大きな変化はないが、一目で別モデルと分からせるには十分だ。また、過度なスポーツ性演出もなく、品よくまとまっていた。

スズキ・スイフト・スポーツ 試乗インプレッション

搭載エンジンは先にエスクードに追加された1.4ℓターボの同型だが、噴射口を一つ増やして7孔式としたマルチホールインジェクターや可変燃圧制御などの導入と改良を加えている。結果、最高出力は3kW(4ps)増だが、最大トルクは20Nm(2.0kg-m)も増加。同じK14Cでも高性能仕様となっている。ミッションは6速のMTとトルコン/遊星ギア型のATを用意している。
 

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