レクサスLS新型、試乗 LS500/LS500hの2種 Sクラスとの価格比較も
公開 : 2017.12.18 11:10
レクサスLSの国内試乗です。LS500/LS500hの2種にトライ。乗り心地やハンドリング、インフォテインメントに注目します。
もくじ
どんなクルマ?
ー フル刷新のレクサスLS 500h/500に試乗
どんな感じ?
ー 「思ったよりも大きい」が「60年代的情緒」も
ー 走り「スムーズ」というより「ウルトラスムーズ」
ー 筆者はAWDの走り評価 安全装備も高レベル
「買い」か?
ー 各グレードの価格 ライバルとの比較
スペック
ー レクサスLS500/500hのスペック
どんなクルマ?
フル刷新のレクサスLS 500h/500に試乗
レクサスLSがフルモデルチェンジを受けたのが2017年10月19日。第45回東京モーターショーにも出展され話題を呼んだのは記憶に新しい。さる12月初旬にはジャーナリスト向けの試乗会が開催された。
新型LSのラインナップは、3.5ℓV型6気筒ツインターボエンジン搭載の「LS500」と、3.5ℓV6に電気モーターを組み合わせた「LS500h」からなる。
それぞれに後輪駆動とAWDと呼ばれる総輪駆動を設定。さらに仕様はベースグレードをはじめ、スポ−ティな「Fスポーツ」やぜいたくな「エグゼクティブ」など5つずつ、LS500とLS500hに用意されている。
新型LSの詳細があきらかになったとき、従来の5ℓV8から3.5ℓV6へと大胆ともいえるコンパクトが話題になった。
レクサスではそれに対して「高い出力と優れた環境性能の両立」を理由にあげた。たしかにドイツのライバルを見ても、メルセデス-AMGのS63など5.5ℓから4ℓへの換装である。時代の流れは効率重視なのだ。
プラットフォームはまったくの新設計。LSの新しい出発だ。GA-Lとよばれる新世代のプラットフォームを使い、操舵応答性や操縦安定性の向上をはかったという。
今回の試乗は公道とクローズドのふたつの場所で行われた。さきにデリバリーが始まったハイブリッド版のLS500hに東京から伊豆まで試乗。そのあと伊豆サイクルスポーツセンターで未登録のLS500に乗るというのがプログラムである。