6代目VWポロ1.0 TSI試乗 実用性と快適性、ライバルさらに引き離す
公開 : 2018.01.23 11:40
6代目となるフォロクスワーゲン・ポロは、安全性と洗練性を高めてイギリスに上陸。Bセグメントの王者として、ふさわしい仕上がりを得たのでしょうか?
もくじ
どんなクルマ?
ー 質実さを包む凛々しいスタイリング
ー 豊富なモデルバリエーション
どんな感じ?
ー 考え抜かれた室内空間
ー 乗るならマッチングの良い115ps
ー 高い洗練性が生む落着き
「買い」か?
ー 快適性を重視するなら買い
スペック
ー フォルクスワーゲン・ポロSEL 1.0のスペック
どんなクルマ?
質実さを包む凛々しいスタイリング
昨年のテストでは非常に良い印象だった、6代目となるポロをイギリスでテストする機会がきた。
6代目は、セアト・イビーザと共有となる、軽量で強靭なフォルクスワーゲンのMQBプラットフォームをベースにし、5代目よりも長く、幅も広がっている。反面、全高は低くなっているが、スポーティなモデルになったわけではない。
無表情なヘッドライトに、ボディ同色に塗られたフロントグリル上端のパネル。フロントフェンダー後端からリアのヘッドライトまで、ボディサイドをキャラクターラインが走る。いつものように、凛々しい。
そして、遂に3ドアモデルはラインナップから外されてしまった。
ポロはこれまで刺激的な一面を残してきてはいたが、6代目では、購入層の大部分が重要視するであろう、質実さに一層フォーカスを当てたようだ。
例えばラゲッジスペースは、ひとクラス上のハッチバックモデルよりも大きな、351ℓの容量を確保。また、ブラインド・スポットセンサーや衝突被害軽減ブレーキなど、ゴルフ譲りの豊富な安全技術も特徴となる。
まずは新しいポロのラインナップから見ていこう。