トゥインゴGT試乗 MT車 ルノー・ジャポン好調は、2018年も続くのか?
公開 : 2018.02.03 15:10
ルノー・トゥインゴGT(MT車)を試乗。ルノー・スポール・チューンの走りは? 購入者の4割が女性というトゥインゴ。ルノー・ジャポンの2018年を占います。
もくじ
どんなクルマ?
ー なぜ売れる? RRのトゥインゴ
ー ルノー・スポールがチューン GT専用セッティング
どんな感じ?
ー 5速MT試乗 タコメーターはスマホアプリで
ー 後部座席は? ハンドリングは?
「買い」か?
ー 2018年のルノー・ジャポン、何が待ってる?
スペック
ー ルノー・トゥインゴGT(5速MT)のスペック
どんなクルマ?
なぜ売れる? RRのトゥインゴ
日本市場における、ルノーの販売が好調だ。ルノー・ジャポンから先日発表された数字によれば、昨2017年の年間販売台数は7119台。対前年比増も、これで8年連続となった。
この2017年の販売実績に大きく貢献したのは、スタイリッシュなエクステリアデザインとともにRRの駆動方式など、そのメカニズムの斬新さでも大きな話題を呼んだ、ルノーのベーシックモデル、「トゥインゴ」だった。正確な数字は公表されていないが、2017年に日本で販売されたトゥインゴは2000台を大きく超えるボリューム。この数字がそのまま純増分となり、7000台超のセールスは達成されたという。
・5速MT、カタログモデルに 6速EDCも登場
そのルノー・トゥインゴの日本仕様に、また魅力的なモデルが加わった。よりスポーティーな走りを意識した「GT」がそれだ。ちなみにこのGTは、2017年にはすでに200台の限定車として日本上陸を果たしているから、正確にはその人気の高さを背景に、新たにシリーズモデルとして再デビューしたということになる。ちなみに昨年の限定モデルとの最も大きな違いは、5速MTのほかに、2ペダルの6速EDC=エフィシエント・デュアル・クラッチの選択が可能になったこと。EDC仕様の投入によって、トゥインゴGTのカスタマー層は、これからさらに広がることになるだろう。