三菱アウトランダー 日本未導入のディーゼルに試乗 PHEVの特長、再認識
公開 : 2018.02.21 12:00 更新 : 2018.02.22 23:08
国内でもPHEVの存在が目立つアウトランダーですが、海外にはディーゼルエンジン版も存在します。日産エクストレイルやスコダ・コディアックがライバルとなる中で、選ばれるモデルとなれるのでしょうか?
もくじ
どんなクルマ?
ー 影は薄くても7人乗りをラインナップ
ー ディーゼルの経済性はライバル並
どんな感じ?
ー 至って平均的なダイナミクス性能
ー 車内は広いが、装備や質感には不満
「買い」か?
ー PHEVに代わる秀でた特長がほしい
スペック
ー 三菱アウトランダー「4」ディーゼル4WDスペック
どんなクルマ?
影は薄くても7人乗りをラインナップ
三菱アウトランダーのディーゼル版は、アウトランダーPHEVと比べると影の薄い兄弟。化石燃料を燃やすディーゼル版が位置するカテゴリーは、競合モデルでひしめいている。
一方で、数少ないSUVのプラグインハイブリッド版として、アウトランダーPHEVの存在感は際立っている。
2017年、PHEV版と同様に、ディーゼル版もマイナーチェンジを受けた。フロントがマクファーソンストラット、リアがマルチリンクとなるサスペンションは見直され、路面への追従性が改善されている。また車内のノイズ侵入に関しても、注意深く詰められた様だ。
パワートレイン以外でのPHEV版とディーゼル版との違いとしては、まず実用性の部分があげられるだろう。PHEV版は5シーターのみとなるのに対し、ディーゼル版なら5シーターに加えて、7シーターの選択も可能となる。