メルセデス-AMG CLS 53 新型に試乗 卓越した直列6気筒エンジン搭載 ISGと4WDは標準

公開 : 2018.03.08 11:40  更新 : 2018.03.08 18:38

新型のメルセデス・ベンツCLSは、通常のモデルではなく、AMG仕様のCLS 53から発表となりました。新しい4ドアクーペの完成度は、同時期にモデルチェンジをしたアウディA7の台頭を抑えるに充分でしょうか。

もくじ

どんなクルマ?
3代目に進化した4ドアクーペ
AMGに追加された43と63の中間モデル

どんな感じ?
ツインスクロールターボ+電動コンプレッサー
ISGと4輪駆動システムは標準装備
卓越した直列6気筒エンジン
仕上げや機能面で非の打ち所がない車内

「買い」か?
一言でまとめるなら、スムーズさと流麗さ

スペック
メルセデス-AMG CLS 53のスペック

どんなクルマ?

3代目に進化した4ドアクーペ

AMGに続くナンバーは「53」。63や43ではない。もちろん、65というわけでもない。

スリークなスタイリングの4ドアクーペ、メルセデス・ベンツCLSは、ついに3代目へと突入する。にわかには信じられない。そして俊足なAMG 53からのリリースは、クルマ自体が新しくなったことと同じくらい、いやそれ以上の意味があることなのだろう。

まずはCLS自体から簡単に。

新しいCLSは、フレームレスウインドウの流麗なボディを持つ、Eクラス・サイズのメルセデスであることは、初代が登場した15年前と変わりない。定員は5名で、大型のメルセデス・プラットフォームを使用している。

ボディサイズはEクラスより若干長く、全長は4.98m。複雑なターボチャージャーと電動アシストシステムが組み合わされるディーゼルとガソリンエンジンのほかに、4気筒のガソリンエンジンも今年の秋に登場予定となる。

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