ポルシェ・カイエン・ハイブリッド 既に仕上がりは上々 モデルの中で最有力
公開 : 2018.03.19 11:40
ディーゼルエンジン仕様がペンディングとなっている現在、ランニングコストと税金面で最も優れるカイエンが、ハイブリッド仕様。まだ明らかになっていない部分も多い様ですが、英国編集部では南アフリカでテストドライブの機会を得ました。
もくじ
どんなクルマ?
ー ディーゼルなき今、重要度が高まる存在
どんな感じ?
ー パナメーラと異なるハイブリッドシステム
ー 電気のみでの走行距離は40km、最高速度は135km/h
ー ハイブリッドならではの滑らかさ
「買い」か?
ー 上質さと楽しさの両方を叶えてくれる
スペック
ー ポルシェ・カイエン・ハイブリッドのスペック
どんなクルマ?
ディーゼルなき今、重要度が高まる存在
すべてのディーゼルモデルのリリースが保留となっている現在のポルシェにおいて、新しいカイエン・ハイブリッドのプレゼンスは従来以上に高まっている。もしランニングコストや税金面を強く意識してカイエンを選ぶ場合、ハイブリッドモデルがその有力な選択肢となってくるからだ。
ポルシェは、今後のディーゼルエンジンを搭載したモデルの生産終了を否定はしているものの、あくまでもその戦略は「検討中」としている。われわれは見守るしかなさそうだ。
このカイエン・ハイブリッドだが、パナメーラ・ハイブリッドのシステムをそのまま転用したと考えるのは間違い。4輪駆動システムが標準となるから、共通する部分はあっても、まったく同じものではない。
ハイブリッド化により、全体的にはプラスの面が多いが、マイナスの面も混在する仕上がりとなっている。
さっそく詳しく見ていこう。